2014年1月10日金曜日

街灯に雪が舞う

片道四十分歩きます。
夕方の6時半頃に豆撰を出て、金町を通り抜け
金沢橋を渡ります。
鈴倉さんの手前から7時にもならないのに、人はいなく
工場の電気もついていません。
舞う雪は静かにアスファルトに落ち、積もっていきます。
私は足跡のない、真っ白い雪を踏みしめます。
長靴と雪とアスファルトのぶつかる音だけが
悲しい歌に聞こえてきます。
振り返っても、そこには誰もいなくて・・
私の歩いた足跡だけが残っています。
さらに、しばらく進むとあたりは真っ暗で、10メートルおきくらいの
街灯が舞う雪を照らしています。
いつもなら、早足なのに昨日の足取りは重くて
早く家に帰りたいと思わなかったようです。
とめどなくこぼれる涙をぬぐい、家に入り、夫の作ってくれた
夕食を食べ・・何もせずにベットにもぐりこんでしまいました。

気持ちが沈んでも朝がやってきました。
朝になれば、元気もでます。
さあ、頑張りましょう。

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