2014年1月20日月曜日

小児癌

娘より1歳年上のSちゃん.瞳がおおきく、見つめられると吸い込まれそうな
きれいな目でした。
娘はもうじき33歳になります。Sちゃんが生きていたら34歳です。
私たち家族とSちゃん家族で上野動物園に行きました。サンシャインでラッコをはじめてみた
2家族は子供たちの成長と笑いの中で家族の幸せを感じていました。
ふたりはお揃いのトレナーを買ってもらい大喜びでした。
Sちゃん家族は東京住まいでしたから
ふたりは文通をはじめました。
それから5年の歳月が過ぎると、彼女は重い病気になってしまいました。
まだ小学6年生になったばかりの時です。
闘病生活はどんなに辛く悲しいことだったでしょうか
それでも、彼女は明るく天真爛漫に振舞い
病院での写真や、中学校に入ったら英語を勉強して、テニスクラブにはいりたいと
希望を娘への手紙に綴ってくれました。

一字一字丁寧に書く文字は何時間もかかって書き続けたそうです。

計り知れない病魔との闘いの中
彼女は自分の辛さや痛みよりも、娘に喜んでもらいたい気持ちの方が強かったのでしょう。
それから途絶えた手紙。

あれから20年以上も過ぎました。
あなたのこと忘れません。あなたの優しさ笑顔ありがとう。
昨日、あなたを思いださせてくれる方にお会いしたんですよ。


0 件のコメント: