村田裕之氏の書かれた本「シニアシフトの衝撃」の
ある箇所に・・・・・・スイスに度々仕事で行きます。
スイスは物価の高いのに驚かされています。
そして、村田氏にはお気に入りホテルがあり、
いつ訪れても、常にウエートレスが素敵な笑顔で対応してくれる。
その笑顔のもてなしを受けると、少し位値段が高くても許せてしまう。
コストのかからない高付加価値策とは「精神的な手間」と書かれています。
なるほどとうなずき・・・・・・。
私も先日、村田氏とは違いますが、随分安い温泉に泊まったことを思い出しました。
安い温泉でしたから、正直なところ、あまり期待をせずにでかけました。
だから、あちらこちらに、スタッフの手間が省かれている、つまり合理化を
図っていました。スリッパはなし。コーヒーはセルフサービスなど。
ところが、廊下ですれ違うスタッフの笑顔、食堂で
出会う笑顔には、おもてなし感が十分伝わりました。
5人の仲間たちは口をそろえ、「また来ましょう」となったわけです。
合理化を図ると「精神的な手間」まで省かれそうな時代に
経営者の経営手腕とスタッフとの関係の深さを感じてきました。
スイスのホテルと安い温泉の共通点は「精神的な手間」をおしまない
「笑顔」にあるようです。
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