2016年3月31日木曜日

アメリカの中の砂漠










高速道路を、とにかくひたすらに走り続けます。片道4、5車線です。車道は車の島ができるようです。そして走る車は、トヨタ、ホンダ、ニッサンと日本車が目につきます。もっとも車に興味のないおばさんにとって、日本車意外見分けがつかないのですから、仕方がありません。時々、日本の車会社が道路沿いに目につきます。これはまさに、日本経済の頼みの綱なのでしょうか。
また、途中では日本では見たことのない、大規模な風力発電にまたまたびっくり仰天でした。

さて、広大な敷地、広大な風景の途中、「パルム.スプリング」で休憩と昼食をとりました。レストランは典型的なアメリカスタイルのお店。ハンバーガーをみんなは食べました。私は前日に連れて行ってもらった「メキシコ料理」がきいて、野菜サラダにしました。夫のハンバーガーは日本の3倍、肉の厚さも3倍です。アメリカ人のでかいことに納得!レストランの庭に大きなサボテンや珍しい花が咲き誇っています。気候の違いと植物の差を痛感。我が家で咲くサボテンは赤く、可愛らしい。
ここのサボテンは100倍もあるようでした。ちょっとかわいらしさがない?
それからは、ジョシュア.ツリー国立公園へ進みます。砂漠のイメージはラクダと砂でしたが、ここは石の山とジュシュアの木(本当はユリ科らしい)が永遠に続く砂漠でした。
東京都の1.5倍もある広大な面積にただただ驚くばかりです。果てしなく続く砂漠の地はまるで宇宙のようです。この水のない広大な地域砂漠に施設を作り 原住民を追い出したのは、この国の資源の豊富さと傲慢さなのだろうか。人間の贅沢はきりがない。贅沢が文化を作り出し、経済優先社会を作る。それはそれで便利です。水、電気のない生活などもうできないのですから。
でも、この自然を目の前にすると、一年単位で物事を考えている自分の愚かさに気ずくのです。何億年前から、生まれては壊されています。いつか、きっとその繰り返しの中で、生き物にとって何が大切かわかる未来があってほしいと願いながら
砂漠の真ん中で、広いルームで眠る、小鳥のさえずりと、椰子の木の間から昇る太陽。
一生で一番の贅沢でした。

続きはまた。日本に戻ったら写真もアップしますので是非もう一度ご覧ください。


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