あの日は暑かった。
「馬を見に連れて行ってやる」
電車に乗って行った。
馬が一列に並んでかけっこしていた。
帰りに、杤尾にはないしゃれたお店に入った。
「何でも好きなものを食べていいぞ」
私はなんだか恥ずかしかった。
何も言わない私に父は
「うなぎをたべてみるか」という
食べたことがない。
重箱にご飯が入ってウナギがのっていた。
一口食べて
「・・・・・・・。」
後は食べなかった。
家に帰って
母に話したら
困った顔をした。
叔母が教えてくれた
「競馬だよ」
妹が生まれていなかったから
私は5歳くらいだっただろうか?
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