2021年2月28日日曜日

凍みわたりでゴルフ

 




今朝の冷え込みはすごかった。

水道の水はビリビリと痛いほどである。

給湯器が凍ってしまって顔が洗えない。

やかんで水を沸かし、洗面台へ

昔祖母がいつもやってくれたことを思い出す。

さてこの冷え込みとこのお天気

染み渡り条件は満点。

染み渡りの意味が理解できない孫に

ババが魔法をかけたんだよと説明してビデオレタ

ーを送ることに。ジジも喜んでゴルフボールを持

ってくる。孫の反応が楽しみだ!

2021年2月27日土曜日

お雛様に想いを




梅の花の季節はあっという間に終わり

もうすぐ桃の節句を迎える。

五泉のキムラファームさんに配達に行くと

お雛様が飾ってあった。

いくつになっても

雛人形を見つけると、必ず足を止めてしまう。



子供のころ、我が家には瀬戸物でできた雛飾りが

あった。小さな欅の箱、大きさはみかん箱くら

い。。中から赤い布を出し、箱にかけて

ひとつひとつ紙に包まれている人形たちを優しく

取り出し並べる。祖母が年に一度お雛様を飾る。

今思うと、楽しかったこと苦しかったことの一年

を振り返っていたのかもしれない。

叔母たちもその前の先祖様も飾っていたであ

ろう。懐かしい絵巻のように。

今度山の家に行ったらお雛様の箱を探してみよう

か。50年以上お人形たちと話をしていないのだか

ら・・・・・・。


2021年2月25日木曜日

涙と笑いを誘う



 リモートで繋ぐイタリアと日本

孫は時々

「日本のYちゃんとお話ししたい」と言う。

孫が食べているお菓子をくれたり

こっちは朝よ、あなたは夜ね。

夜に遊んではダメよ。お化けの世界へ連れて行か

れるでしょ。

そこいるババは誰のババか知っているの?

わたしのババなのよ!あなたのババじゃないの

よ。

三歳半の孫はお人形を通して、会いたい気持ちを

訴えているのだろう。

いつまで続くのか、自由に飛んで行ける日が

いつくるのだろう。


2021年2月24日水曜日

目指すはホームコンサート

ピアノ生徒は2人そして声楽レッスン1人。

音楽教室のオーナーご夫妻と夫は傍観者。

緊張すると楽譜が読めなくなってしまう、

ミとソが違う、1オクターブ違う、リズムが違う

指が違うなど勉強させてれることは山のようだ。


ピアノレッスン終了後はオーナーさんお手製の

チラシご飯何ステキな重箱に入って、

もう一人の生徒さんはのっぺ汁を持ってきてくだ

さり、私はゼンマイとあぶらげおこわを用意。

みんなで食べるランチは特別に美味しい。

さていよいよ妹のはじめての声楽レッスン。

先生の発声の後に続いて声を出す。体全体を使っ

てと優しい指導。最初より声が出ていく。

最後に埴生の宿を歌う。

愉快なカルテットホームコンサートを目指して

頑張る。

私も伴奏符をもらうが?果たしてできるかどうか

成せばなる成さねばならぬの精神で

コロナ禍を乗り越えて、楽しい1日は過ぎた。



2021年2月23日火曜日

天神様とマンサクの花

 



お茶のお稽古

棚ものと箱手前をする。茶杓は飛梅というらし

い。お床には天神様とマンサク。

先生が菅原道真の句をサラサラと言う。


東風吹かば・・・・・・うーんちょっと忘れてい

ました。それにしても茶人は物知りでないとでき

ない。四季を追う茶ごとの楽しみはお点前だけで

なく、句やそれにちなんだ歴史を学ぶことにある

ようだ。薄茶盛に東風と蓋の表に書いてあり、

蓋の裏は綺麗な梅の花が描かれてある。

粋なはからいだ。

お床のマンサクにお日様があたって

影ができ、並んだ天神様が嬉しそうに微笑んで見

えた。

学んだことはこの日限り、来年にまた出会うだろ

うが、きっと私はまた忘れて

初めて先生からお聞きしたような顔をするであろ

う。去年のお稽古の記憶が少しだけ蘇ってきた。

お茶は繰り返しの楽しさであろうか。


2021年2月22日月曜日

感謝の散歩



 とても暖かい1日でした。

妹と一緒に長岡から三条方面へ配達しました。

お昼を東京インテリアで食べ、それから

コヒーカップを一つ買おうかなと手に取って

みる。それほど高いものでもない。1000円く

らいだった。しかし計量器代用で十分と自分に

納得させ買わなかった。

私はなんとケチなのだろう。

会社に立ち寄って家に戻る。

お日様は翳ってしまったけれど

気温は高かったので散歩をすることにした。

ここからの景色はこの橋ができたから見られる

ようになったがこの工事のせいで我が家は土砂に

流されたのだ。

散歩の途中まだ雪に覆われている杉林の道が見え

る。娘が生まれすぐに仕事復帰した私。義母は母

乳を飲ませるために私の職場保育園まで

通ってくれたことを思い出す。片道45分はかか

ったであろう。

その時の義母の深い愛情を今感じている。

40年前に感謝した散歩だった。

2021年2月21日日曜日

豆乳入りシフォンケーキと愉快なカルテット




 材料は

小麦粉90グラム

卵4個

砂糖70グラム

豆乳50cc

サラダ油50cc

作り方

①小麦粉をふるいにかける

②卵は卵黄と白身に分けて4:6の割合で砂糖を入

れる。白身は泡立てる。

③卵黄に豆乳を混ぜて小麦と油をよく混ぜてか

ら、泡立てたメレンゲを入れ

よく混ぜる。

④真ん中が空洞の容器に流し込む。

(容器が無い場合は紙コップで代用)

⑤オーブンで50分焼くだけ。焼き上がったら

逆さにして冷ます。

⑥冷めたら、ヘラで型の周りを一周し

型をひっくり返し皿に移し出来上がり。


愉快なカルテットが3人集まって

シフォンケーキの講習会。簡単だからの言葉にの

せられて豆乳入りなら作ってみなければと張り切

って作る。水の代わりに豆乳を使うとしっとりと

して美味しくできるようだ。

シフォンケーキが焼ける間に海苔巻き作りの講習

こちらは私の出番。2回作っただけなのに、ベテ

ラン風に指導。その間に塩麹につけておいた鶏肉

を焼いて。

シフォンケーキの先生は鯖とニシンの押し寿司を

ご持参。味噌汁の出汁はとっておいたので

さっさとほうれん草とネギを刻んで。

押し寿司と海苔巻き寿司の盛り付けはS先生の

美的センスにお任せ!

完成と同時に、配達から帰ってきた妹。

ご苦労様、愉快なカルテット全員集合。

いただきまーす。

味噌汁にお豆腐入れ忘れた。まあいいかと私。

美味しい美味しいと平らげた頃に

シフォンケーキの先生から

あれ、お肉はどうしたの?

また出し忘れた。よく忘れるものだとみんなも呆

れ顔。でも美味しい美味しいと好評!

さていよいよ

フルートにオカリナ、ピアノ練習を始める。

あれハーモニカが出てこなかった。また忘れた

の?

3時のおやつの時間ですよ。

豆乳入りのシフォンケーキはしっとりと美味しい

美味しい。形がちょっといびつになったのは

ご愛嬌!




2021年2月18日木曜日

母は目を開きうなずくのです

 一年と2ヶ月ぶりの面会だった。

コロナウィルスは母と娘の距離を離していた。

突然の電話を受け

妹と療養病棟に向かう。

主治医の女医は丁寧に病状を説明する。

苦しみはなく過ごしているが心臓が相当弱ってい

るとのこと。いつ止まってしまうかわからない状

態を申し訳なさそうに物静かに話してくれる

女医の優しさに感謝する。

病室に案内され。母を見舞う。目を閉じ眠ってい

るようだ。呼吸は少し荒く感じた。

言葉が話せなくなり2年が過ぎようとしている。

私たち姉妹のことも認識できないだろうと思いな

がら、耳もとで母を呼ぶと目を開ける。

そしてまたくるから頑張ってと声をかけると

かすかにうなずく。

このうなずきに涙が溢れてしまう。

無情なコロナウィルスのせいで

母との面会は最後になるだろう。


2021年2月17日水曜日

時間 初七日を終え

 1週間が過ぎるのは早かった。

でも1日中家に閉じこもっていると

退屈で1日は長かった。

義父の死で我が家は完全に老夫婦2人になってし

まった。家族が減っていくのはやはり寂しいもの

だ。これからは私が先に逝くのか夫が先なのかと

つい考えてしまう。

これではいけないと思いながらもコロナ自粛もあ

り、マイナス思考になってしまう。

老人の楽しみは旅行である。今のところ無理。

仕事は私がいなくても若いスタッフは一生懸命

頑張っている。

私に出来る事は?

私のやりたいことは?

いろいろあれこれ考えて、お茶のお稽古に通う

こと、この歳になってピアノを練習することの意

味は?

人とのつながりを求めているからだと思う。

自分の持っている時間は計れないから

楽しく時を過ごさなければと思う朝。





2021年2月14日日曜日

良いお天気の朝



 昨日眠りについたばかりだった。

枕元の携帯がけたたましく音をたてると

同時に揺れる。

ベッドが揺れているのに地震だと気づくのに

少々間が空いたような気がする。

中越地震を忘れたわけではない、頭の中の回路が

つながる事を一瞬拒んだようだった。

揺れが続くと着替えなければと思った。

テレビのスイッチを入れると福島が震源地。

また福島なのかと恐怖が蘇る。

新潟は震度4の報道と津波の心配がないことを

知ると葬儀の疲れからテレビを見ながら眠りにつ

いてしまった。

義父は倹約質素な人であった。革靴は戦後に

買った茶色の硬い靴を結婚式であろうが葬儀であ

ろうが関係なく履いていく。義姉が黒い革靴を買

ってきても絶対に履かない。

相手がどんな人であろうと自分の考えは変えるこ

とはなかった。だからストレスはなかったのでは

ないだろうか。

今朝は凍み渡りができる良いお天気だ。

空は青く、雪の山はキラキラ宝石のように輝いて

いる。

人の死も、地震も関係なく朝が今日もきた。






2021年2月10日水曜日

2021年2月10日記念日

 


昨日の夜に呼び出しを受けた。私と夫は急いで駆けつける。施設入所してから3年が過ぎていた。救急車で運ばれた義父。検査検査で時計は真夜中を過ぎ、朝を迎えた。具合は思った以上で意識もなく危篤状態。朝方一旦家に帰り仮眠をとる。ふたたび携帯の音が静かな部屋に響き渡る。容態は悪化息も弱くなってきたと病院からの知らせに朝食も食べずにバタバタと病院へ走る。

今日はピアノの搬入日だった。カネヅカ楽器店さんとは親戚以上のお友達。私の代わりにピアノの設置場所等全てを委ねる。私は病院でその時を待つ。義父に取り付けられている器具の波長は静かに一直線になる。私は悲しさよりも苦しむことがなく永遠の眠りについた義父が羨ましいとさえ感じた。葬儀屋さんの車で自宅に到着する。運ばれたピアノは調律の最中だった。夫と葬儀屋さんの打ち合わせとピアノの調律の同時進行に不思議な思いを感じていた。義父の身代わりに我が家にやってきたのではないだろうかと。95歳を生き抜いた義父に感謝しながらピアノに向かう。

2021年2月9日火曜日

ミモザケーキに辿り着く

 





国際女性デーは3月8日。イタリアではミモザの花を男性が女性に贈るならわし。ミモザの花は「春を告げる花」としてヨーロッパ全体でも愛される花のようです。

さてそのミモザにちなんで、お友達のお友達が作ったミモザケーキが私達の口に入り、それから豆乳でカスタードクリームを作りましょうに発展!豆乳で作ったカスタードクリームはあっさり、しっとりでいくらでも食べられそうです。

そしてミモザケーキ作りに参加することになりました。お友達のお友達の家に4人のお友達が集まりました。そこでもびっくり、我が家の畑に来ていただいたり、豆撰山の家でお弁当を食べていただいたりと仲良くさせていただいていたAさんとご一緒できたのです。

ミモザケーキと豆撰のあぶらげで作ったお料理が並ぶ。Aさん海苔巻き寿司の手つきは職人級、それはそうでしょう。若い頃はお寿司屋さんの看板娘だったそうです

それにして友達の友達は皆友達。豆撰の輪は広がることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ミモザケーキを教えてくださったお友達のお宅にかけられた「感謝」の文字が印象に残りました。



2021年2月7日日曜日

演奏に想いが伝わりました


 豆撰山の家にて、幾度か大正琴コンサートを企画させていただたいたご縁で琴金流家元とお仲間の皆様と親しくお付き合いさせていただいております。

今日はカネヅカ楽器さんの第30回発表会が秋葉区文化館ホールでありました。

大正琴の演奏で幕開きです。

家元ご夫婦は二列目で演奏。一列目中央は社長である息子さん、脇には師範の先生、そして生徒さんが並んで微笑ましくアットホーム的な演奏でした。

グループ演奏になると家元が中央で指揮をとり、生徒さんを見守りながら指を動かす。

右手で弾くトレモノの響きが会場に響く。音はステージの壁から観客席に心地良い風のように伝わってくる。コロナ禍の中でやっと辿り着いた発表会。楽しいことばかりではなく苦しいこともあったけれど、「よかったわ」と家元の声がしました。

音楽とあぶらげ作りでは似ても似つかないけれど人と人を結ぶ点では同じだと思う。楽器を演奏する人がいる。その演奏を聴いてくれる人がいる。

あぶらげを作る人がいる。あぶらげを食べてくれる人がいる。皆人と人の繋がりです。

ピアノの演奏、コーラス、先生のピアノ独奏もあり楽しいひとときでした。

さて私もピアノ練習しようかな!



2021年2月6日土曜日

ダイエットの影に

 


金魚鉢(海苔の瓶)には

3匹の金魚が泳いでいました。

ところが飼い主の夫の不注意で2匹死亡。

現在は1匹のみ健在。

その残された金魚はだんだん成長して

鯉のように見える。

孫は「yちゃんに会いたいねって金魚ちゃん言っ

てるね」「こんなに大きくなったね」と両手を広

げ嬉しそうな顔。

孫の隣で娘曰く「金魚とババは競争して太って

いるね、おかあさん本気でダイエットした方がい

いよ。16時間ダイエットしたら」

https://oceans.tokyo.jp/health/2020-1005-6/

というわけで

今日は初日、ダイエット開始。

夫の朝食だけ準備して

私はピアノ練習し、「朝食を食べながらピアノ演

奏が聴けるんだからいいでしょう」

夫苦笑い「????」




2021年2月4日木曜日

気が付かないことってあるんだな



今日は長岡諸公会議所のコロナ対策支援の

クオーレパスポートの換金に栃尾の商工会に

行ってきました。

クオーレパスポートとは

長岡市民の全世帯に配られた600円の商品券

のことです。

椅子にかけて職員の方がクオーレパスポートを

数えています。

その間キョロキョロと、掲示板に目がとまり

ました。

あらあこれは

五藤監督の「モノクロームの少女」の撮影風景と

その時の寄せ書でした。

2009年撮影だから11年も前になります。

栃尾の人は義理堅いというか

その当時栃尾で映画撮影されるなんて

びっくり仰天だったのでしょう!

栃尾のいいところをたくさん撮影してくださって

みんな嬉しかったのでしょう!

その後ご縁をいただき、長岡にお越しの時は

豆撰にもお立ち寄りいただいています。

「おかあさんの被爆ピアノ」映画は

全国を回って好評のようです。

いつかまたこの美しい栃尾の風景をバックに

映画撮影をして欲しいものです。


豆撰のあぶらげと栃尾の動画も撮っていただいて

おります。https://m.youtube.com/watch?v=PWjCcF8_vxQ




2021年2月3日水曜日

今日はどうしたのか雪が降り続きました。

 



今朝から、湿った重い雪が降り続いていました。

配達について行ったら、雪の凸凹道でした。

長岡駅ナカ配達の途中で

ちょっとお買い物、でも雪のせいかコロナのせ

かお客様はずいぶん少なくて

がっかりです。

これではケーキ屋さんも洋服屋さんもお味噌屋さ

んもそして豆撰も大変です。

自宅でおてがみれしぴ案を企画中なのに

雪が心配で外ばかり見ています。

雪国だから本当は当たり前のことなのに

毎年この季節は憂鬱になってしまいます。

あら

雪がやみました。

千葉のお友達からたくさんお花が届きました。

良い匂いと春の足音に

気分が上昇してきました。

さて、頑張って私にできる仕事しなくっちゃあ!


2021年2月1日月曜日

コロナ禍では会いたいねが合言葉

 


孫のごっこ遊びのお付き合いは大変です。

携帯を通しての会話。

日本のババとジジがおしゃべりしたり笑ったり

すると、静かにと人差し指を口に添えて「シー」

といわれます。

ちょっとピアノの練習をすると

「ババやめて、私をみていてよ」と言われます。

お人形さんをお風呂に入れたり、シャンプーした

り、お人形を相手に「日本に行きたいね、ババに

会いたいね」と言います。

娘は従妹の赤ちゃんをまだ一度も抱っこしたこと

がないと言います。

みんなみんなコロナのせいです。

密になってはいけない世界になってもう1年が過

ぎます。

みんなみんな会いたいのです。

会いたいね!