2015年5月16日土曜日

雨の日に観る映画「フューリー」






朝から雨です。
なんとなく、憂鬱な気分でした。
今日から公開される「花蓮」も観たいと思っていましたが
夜、遅い時間なので、残念ながら断念。
実母を連れて散歩するにも雨では無理。
昨日読み始めた本は3ページ目で途中下車中。
そこで、蔦屋に行って、DVDを借りることに決定。
その前に、豆撰のプランターに植えるお花を買って・・・・・・。
たくさんのDVDにどれにしようかな?2、3回くるくるまる。
結局、最初に観ようかなと思った「フューリー」を手に取る。
戦争映画はあまり好きではないはずなのですが
「戦場のピアニスト」「シンドラのリスト」などとはかなり
違った内容で、リアルな感じなので随分迷ったのです。
それなのに手にとったのはなぜだろうと
観終わってから、考えてみました。
今日は雨だったからです。
うまく、説明できませんがたぶん、雨のせいです。
そして、内容は思った以上に、残虐で目を閉じたり、開いたりの
繰り返しでした。戦後70年を考えると、わずか70年前のこの出来事が
とてつもなく、恐ろしく感じられました。
戦争に理由があったとしたら、その理由は何をもって正義とするのでしょうか、
連合国の軍隊も.ナチスドイツの軍隊も、それぞれ戦う人たちは
両親から命をもらい生きるために生まれてきたはずなのに。
この映画のラストに若い戦争経験のなかった青年が戦車の下に隠れ、
それを見つけたのに去っていくドイツ兵。
このシーンが全てを語っていました。
戦争の無意味さ、命の大切さ。
そして、私が生まれてからの60年間、日本は戦争をしない国を守り続けてきている。
これからも、政治に何があろうと、戦争はしない国であると信じているわたしです。

雨があがれば
憂鬱は幸せ色に早変わりしました。
毎日庭の花が変わります。
これが平和ということでしょうか。


0 件のコメント: