2014年4月19日土曜日

父とさくらんぼの花

 父は、晩年70歳から74歳まで
里山つくりに情熱を注ぎ、
まだ小学生の幼い孫を相手に
一生懸命、雑木を切ったり、植林をして老後を楽しんでいました。

その頃植えた、さくらんぼの花がきれいに咲きました。
 「じいちゃん、こんなにきれいに咲いたよ、ありがとう、もう少し、長生きしてほしかったよ」
と私が話すと
「幸せだったよ」と遠くの山から父の声が春風にのって聞こえてきました。

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