2023年3月16日木曜日

ブレラ美術館と図書館

   









ブレラ美術館には図書館も隣接され、中世の本がずらりと並んでいる。全く読めないが「裸の王様」の絵本を見つける。偶然だった。孫へのお土産日本から持ってきた本だった。

ブレラ美術館入り口にはナポレオンの黒い像が建っていて、中に入るとたくさんの部屋があり宗教画で埋め尽くされている。キリストが十字架から下され手や足に釘で打たれた後の絵は痛ましさがさらに増す。マリア様の悲しみの顔がリアルだ。。「アレクサンドリアでの聖マルコの説教」は巨大で迫力があり印象に残る絵だった。それにしても宗教画が多いのはなぜだろうか。時の権力者が肖像画の中にマリアとキリストを描かせた絵もある。到底全てを見ることもできないがこの宗教画を見ていると絵は本や映画と同じく歴史を語り、想像の世界へ導くようだ。はじめて見る絵の修復作業。保存することの大変さも歴史を残す大きな役割だと感じる。

花より団子、楽しみはランチタイム。今回はジェノバ料理のお店に入りました。ジェノバは婿殿の故郷です。アンチョビと野菜の天ぷらは日本料理的、バジルソースのパスタは娘が日本でよく作ってくれるパスタである。私も去年は何度か作りました。

そして、イタリア最後の夜は娘の一日早いバースデーです。生クリームたっぷりのいちごケーキは娘と孫とKで作りました。ハッピーバースデーの歌とともに楽しい旅も終了です。

孫にとってKの存在は大きく「ババとジジは帰ってもいいけどKは帰らないでほしい」と訴える。ババにとってはちょっぴりかなしいかな。でした。

日日是好日



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