今回のメインイベントはローマです。ミラノから3時間新幹線に乗って、トスカーナの山々の景色はメルヘン調です。遠くには雪も見え孫は大喜び。青い空に浮かぶ白い雲を見つけ「雲に乗って、雲は綿飴でそれをいっぱい食べながら日本のババのお家に行きたいといつもおもっていたんだ」と話す孫。子どもの頃は私もそう思っていた。庭に風呂敷を敷くと風呂敷は魔法の絨毯になって、雲の間を飛んでいく。そしてみたことのない国に行く事を夢見ていた。
魔法の絨毯の代わりに飛行機に乗って、外国に来ている。それも当然の如くであるようだが、娘のドイツ留学やイタリア人との結婚がなかったら、おそらく絨毯は絨毯で、幼い頃の童話の世界で終わったであろう。
ローマ駅に降りてホテルに荷物を置き、「ローマの休日」風景の名所「スペイン広場」を最初に見学。私は一度見ていますからちょっと感動が薄い。以前来た時に比べて、日曜のせいもあってか人の山。その分タバコの吸い殻や紙屑も多くてガッカリ。
紀元前にエジプトから運んだオべリスク(巨大な塔)を見上げる。ローマ帝国がいかに力があったか当時の技術と文化の高さに感心するものの、奴隷たちのことを想像すると権力とは卑劣なものだと思う。世界は権力に振り回され、いまだに戦争を繰り返しているのだから。
娘婿殿の紹介してくれたレストランに着いたのは2時過ぎ、それからも待ち、ようやくランチに。イタリア料理は前菜から始まってパスタやピッツァを食べそれから肉や魚のメイン料理になります。もちろんワインは当然の飲み物。これではせっかくダイエットを実行していた私でしたが誘惑には勝てず、この調子だとリバウンドどころではなくなる。ランチ終了5:00である。夕飯はカットすることにする。夕方になりトレビの泉に散歩。ライトアップされたこの泉ははじめての事。なかなかいい感じ。
翌日はバチカンです。
日日是好日
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