2016年4月11日月曜日

和食をきわめてみようかな





ここ数日、気がめいっていました。

娘に落ち込み具合を話すと、
「お母さん、写真撮ったらいいじゃない、お料理も」と
無趣味の母親にアドバイス。
うーん、そうね。趣味と実益が兼ねられたら、こんなに嬉しいことはありません。
そこで、私に合う趣味を考えてみました。
主婦業を今までしてこなかった私です。
お料理には自信がありません。でも食べることは大好きです。
そして、私の持論は「美味しいものを食べることは心もからだも健康な子供たちを育てる」です。
化学調味料、インスタント食品、農薬付けの野菜にお肉・・・愛がないお料理に、思いやりのある子は育つはずがない。
保育園勤務のころ、子供たちは手作りのプリンを食べませんでした。市販の何日も保存できるプリンなら食べるのです。今の子供たちはどうでしょうか?
とは言え、私自身共稼ぎでしたので、お料理は全部義母任せでした。義母は本当に、こまめな人で、クルミを拾ってきては保存しておき、冬になるとクルミ割りをしてくれました。この「和え物」は非常に美味しいのです。最後にすり鉢に、ご飯を入れて、おにぎりを作ってくれます。 
お彼岸になれば「おはぎ」です。数日前からあんこを作ります。小豆はもちろん自家製です。おはぎを大きなお皿に並べます。あんこの中に指を入れ、味見する娘。
共稼ぎですから、参観日や学校の行事には、ほとんど行きませんでした。豆撰をはじめてからはなおのこと。それでも、娘はぐれることなく、普通に育ったのは義母の手作り料理だったと想えるのです。保育園から帰って、学校から帰って、義母のお料理する姿を見て、味見をする娘。この愛情はどんな高価なおもちゃよりも、娘の心とからだを作ってくれたことでしょうか。
そんなことを思い出しながら、よーし真心を込めて、本物の味を作ってみよう、勉強してみようと思い立ったのです。本物の味を豆撰で提供させていただき、主婦の方が手作りしようかと思っていただけるように頑張ってみようかな・・・・・・。

今朝はその手始めに「あぶらげときひじきのご飯」を作ってみました。
砂糖をあまり使いたくないので、こさじ1だけ。お出しは、利尻昆布と鰹節。
なかなか、いいお味…。これに、緑の色があればいいかな?と娘が買ってくれた和食の本を開いて勉強しなければ・・・・・・。

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