2016年4月8日金曜日

レミングスの春…栃尾から






原作/竹吉優輔氏「レミングスの夏」が映画化されるらしい。
監督・脚本は存じ上げている五藤利弘氏

眠れない夜を過ごしたせいなのか、この原作に出てくる、いろいろな家に興味がわいて街の小路などを想像していました。
でも、取手市は一度も行ったことがありません。そこで今朝は桜に誘われて、いつもの刈谷田川を下り、通称スズクラ橋を渡り、土々町の諏訪様をめざし、行ったことのない小路を歩いてみました。
自転車がやっと通れるくらいの小路です。くねくね曲がっていて、時々大きな染物工場、今では廃墟になっているビルが私を攻めてきます。朝早くて、くもり空のせいもあり、おまけにサングラスをかけて歩いたものですから、少し怖くなりました。長年栃尾に住んでいても、通ったことのない道はミステリアスな気分になり、早くいつもの私の知っている道に出たいと急ぎ足になりながら原作の雰囲気を私なりに創っていました。
土々町の諏訪様にようやくたどり着くと、ほっとして、鳥居にかかる桜を見上げます。この神社で遊んだはずのMさんの子供時代、そして私の子供時代を懐かしく思いだしていました。
小路は不思議です。自分が幼い頃から通っているところは、自分の道です。目を閉じても歩けることでしょう。でも知らない小路は怖くなるのです。 
「レミングスの夏」に登場する隠れ家は、どんな画像に変るのだろうか。
いろいろなことを考えながら、歩くと想像は勝手に進んでいました。
松葉橋にかかると、やっぱりこの桜が一番いい。「想いで桜」だと思いました。その向こうに見えるのは鳩峰の花桃です。鮮やかな桃色が見えます。小屋にかかって見えるのは桜。
お昼休みに、上ってみようかな?
さて、今日は昨日放送された「生トク」の影響でお客様がたくさん来てくれるかな? 

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